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00号紹介
1953年にワトソンとクリックがDNAは二重らせん構造をとることを解明し、それからわずか50年の間に、私たち人類は、ヒトゲノムのすべての遺伝情報を解読しました。論文数、論文引用数、研究費の規模、従事する研究員数などの面だけでなく、ノーベル賞を受賞したタンパク質構造解析技術やGFPという現在のバイオ研究を支える発明が日本人によってもたらされたことを考えても、バイオ分野に対する日本学術界の貢献度は非常に大きいものです。
この活発な研究活動によって生み出される研究成果は一部でバイオテクノロジーを用いたバイオ産業の発展にも貢献しています。PCRによる診断技術や鑑定技術は既に実用化され、抗体医薬や核酸医薬など、バイオ医薬と呼ばれる新たなアプローチでの薬剤が開発されています。また、バイオレメディエーションやバイオ燃料など、環境問題に対しても新しい解決策が生み出されています。これまでの技術で解決できなかった問題に対し、バイオテクノロジーは新たな視点から解決策を提示できる可能性を多分に秘めていると考えています。
本誌BioGARAGEは、バイオテクノロジーの持続的な発展を目標にバイオの研究・開発・事業化に携わる研究界、産業界、公官庁、自治体などに属する方々を応援することを目指しています。バイオテクノロジーを軸に生まれた異なる組織、異なる学術分野の連携事例の紹介、または連携構築の希望などを記事として取り上げることで、日本の産学連携のリアルな現場をお伝えすることで、学術的にも産業的にもイノベーションがうまれることを、と期待しています。
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